ブログをカテゴリで整理しよう | WordPressでSEOとユーザビリティを極める

こんにちは、デザインパルカの大高です。

皆さんは、どんなブログが良いブログだと思いますか?
様々な考え方があると思いますが、デザインパルカでは「次への行動につなげる記事」が良い記事だと考えております。読者の行動を促すには、まず読者が必要な情報にスムーズにアクセスできる環境を整えることが重要です。

それを実現する上で欠かせないのが、WordPress のカテゴリ機能です。

この記事では、WordPress のカテゴリ機能を活用して、SEO 効果とユーザビリティを最大限に高める方法を解説します。初心者の方から上級者の方まで、すべての WordPress ユーザーにむけた有益情報が満載です。

ぜひ最後まで読んで、あなたのブログ運営に役立ててください!


ブログのやり方がわからない方は、こちらの記事からご覧ください。
ブログ投稿のやり方|WordPressのサイトで、ホームページを更新しよう

1. カテゴリ機能:コンテンツ整理の基盤

カテゴリ機能とは、ブログ記事をテーマ別に分類し、サイト構造を整理するための WordPress の基本機能です。
ブログで「旅行」「料理」「テクノロジー」など、複数のテーマを扱っている場合、それぞれをカテゴリとして設定することで、読者は興味のある情報へスムーズにアクセスできます。

これは、図書館で特定のジャンルの本を探すのと同じです。
きちんと分類されていれば、読者は探している本を簡単に見つけることができますよね? カテゴリ機能も同様に、読者が必要な情報に迷わずたどり着けるよう、ブログ記事を整理する役割を果たします。

適切なカテゴリ設定は、サイトのユーザビリティ向上に大きく貢献します。

1.1 カテゴリ vs タグ:それぞれの役割と効果的な使い分け

カテゴリと似た機能にタグがありますが、両者の役割は異なります。
カテゴリは記事の主要なテーマ(ジャンル)を分類するのに対し、タグは個々の記事に付与する具体的なキーワードを指定するために使用します。

例えば、「旅行」というカテゴリの記事に「京都」「グルメ」「一人旅」などのタグを付けることで、読者はより詳細な条件で記事を絞り込むことができます。

カテゴリは記事の大まかな分類、タグは記事の内容をより具体的に表現する補足的な役割と考えてください。両者を適切に使い分けることで、読者の検索性を高め、サイトのユーザビリティを向上させることができます。

1.2 階層構造で整理力をアップ:カテゴリの階層化

カテゴリは階層構造を持つことができます。
これは、多様なテーマを扱うブログにとって非常に役立つ機能です。

「旅行」という大カテゴリの下に「国内旅行」「海外旅行」といった子カテゴリを作成し、さらに「国内旅行」の下に「北海道」「沖縄」といった孫カテゴリを作成することで、より詳細な分類が可能です。

階層化されたカテゴリは、読者が必要な情報へスムーズにアクセスできる道筋を示す、いわばブログの地図のようなものです。
例えば、北海道旅行の情報を探している読者は、「旅行」→「国内旅行」→「北海道」と段階的に絞り込むことで、目的の情報に効率よくたどり着くことができます。この階層構造は、読者にとって分かりやすいだけでなく、検索エンジンにとってもサイト構造を理解しやすくなるため、SEO にも効果的です。

ただし、階層を深くしすぎると逆に分かりにくくなるため、ブログの規模や内容に合わせて適切な階層構造を設計することが重要です。

2. カテゴリ機能とSEO:検索エンジン最適化への貢献

適切に設定されたカテゴリは、検索エンジンがサイトのテーマや構造を理解する手助けとなり、SEO効果の向上に繋がります。

2.1 サイト構造の明確化:クローラーのための道しるべ

カテゴリによって記事が整理されることで、検索エンジンのクローラーがサイト構造を理解しやすくなります。

クローラーは、ウェブサイトを巡回し情報を収集するロボットのようなものです。明確なカテゴリ構造は、クローラーが効率的にサイト内を巡回し、すべてのページを適切にインデックスするために非常に重要です。

サイト構造が整理されていると、クローラーはまるで整頓された図書館で本を探すように、スムーズに情報にアクセスできます。

2.2 関連キーワードでのランキング向上:テーマ特化による権威性向上

カテゴリに関連するキーワードで記事が上位表示されると、カテゴリページ自体も関連キーワードでランキングが向上する可能性があります。

これは、複数の関連性の高い記事が同じカテゴリに属することで、そのカテゴリが特定のテーマに関する権威性を持つと検索エンジンに評価されるためです。

例えば、「健康」カテゴリに質の高い記事が複数ある場合、「健康的な食事」や「運動不足解消」といった関連キーワードでも上位表示されやすくなります。
これは、特定の分野に特化した専門家として認識されることに似ています。

2.3 内部リンクの最適化:ページ間の関連性を強化

カテゴリページと個々の記事は内部リンクで繋がれています。
適切なアンカーテキストで内部リンクを設定することで、関連性の高いページへSEO効果を伝播させることができます。内部リンクは、クローラーがサイト内を移動しやすくなるだけでなく、各ページの関連性と重要度を示すシグナルとしても機能します。適切な内部リンクを設定することは、ウェブサイト全体を強化する上で非常に重要です。

2.4 ユーザーエクスペリエンスの向上:SEOへの間接的効果

カテゴリは、ユーザーが求める情報に素早くアクセスできるよう導きます。
快適なユーザーエクスペリエンスは、滞在時間や直帰率の改善に繋がり、SEOにも間接的に良い影響を与えます。Google はユーザーにとって使いやすいウェブサイトを高く評価するため、ユーザーエクスペリエンスの向上はSEOにとって非常に重要です。ユーザーフレンドリーなサイトは、検索エンジンからも高く評価されます。

3. SEO効果を高めるカテゴリ設定の7つのポイント

3.1 キーワードを意識したカテゴリ名:検索エンジンとユーザーの両方に分かりやすく

カテゴリ名は、ユーザーと検索エンジンの両方に分かりやすいものにする必要があります。
ターゲットキーワードを含めることで、検索エンジンにカテゴリのテーマを明確に伝えることができます。例えば、「ダイエット」をテーマとするカテゴリであれば、「ダイエット」というキーワードをカテゴリ名に含めることが効果的です。

3.2 カテゴリ説明を活用:カテゴリのテーマを詳細に説明

カテゴリページには、カテゴリの内容を説明するテキストを追加しましょう。
これは、検索エンジンがカテゴリページの内容を理解する上で重要な役割を果たします。説明文にもキーワードや関連キーワードを自然に含めることで、SEO効果を高めることができます。

3.3 階層構造の最適化:ユーザーとクローラーにとって分かりやすい構造

カテゴリの階層は深すぎず、浅すぎず、適切な深さを維持することが重要です。
階層が深すぎると、ユーザーが目的の情報にたどり着くのが難しくなり、SEOにも悪影響を与える可能性があります。一般的には3階層程度までが適切とされています。

3.4 カテゴリ数の調整:多すぎず少なすぎず、適切な数を設定

カテゴリ数は、ブログの内容に合わせて適切に設定する必要があります。
少なすぎると記事の分類が粗くなり、多すぎるとサイト構造が複雑になります。バランスの取れたカテゴリ構成を心がけましょう。

3.5 カテゴリと記事の関連性:適切な分類でユーザーと検索エンジンを導く

記事は必ず関連性の高いカテゴリに分類しましょう。
不適切なカテゴリに分類された記事は、ユーザーを混乱させるだけでなく、検索エンジンからの評価を下げる可能性があります。

3.6 カテゴリページのコンテンツ充実:付加価値を提供し、滞在時間を延長

カテゴリページには、単なる記事一覧だけでなく、カテゴリの概要説明や主要記事へのリンクなどを追加することで、ユーザーにとって価値のあるページにすることができます。これは、ユーザーの滞在時間を延長し、SEOにも良い影響を与えます。

3.7 定期的な見直しと改善:変化するニーズに対応

カテゴリ設定は一度行ったら終わりではありません。
ブログの内容やユーザーのニーズの変化に合わせて、定期的にカテゴリを見直し、改善していくことが大切です。

4. カテゴリが多すぎるとSEOに悪影響?

結論、悪影響を与える可能性があります。
 具体的には以下の2つの観点からSEOに悪影響を与える可能性があります。

サイト構造の複雑化とクロールへの影響

カテゴリが多すぎると、サイトの構造が複雑になり、検索エンジンのクローラーがサイト内を効率的に巡回(クロール)することが難しくなります。

クローラーが重要なページを見つけにくくなり、インデックス登録が遅れたり、最悪の場合、重要なページがインデックスされない可能性も出てきます。
結果として、検索結果に表示される機会が減り、SEOに悪影響を及ぼします。

コンテンツの希薄化と専門性の低下

多数のカテゴリに少ない記事が分散していると、各カテゴリにおけるコンテンツの専門性が低いと判断される可能性があります。

例えば、100記事しかないブログに30個ものカテゴリがあると、各カテゴリに平均3記事しか存在しません。これは、特定のテーマを深く掘り下げていないと解釈され、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。
結果として、検索順位が下がり、SEOに悪影響を及ぼします。

カテゴリ数はブログの規模やコンテンツの量に合わせて適切に設定することが重要です。
闇雲にカテゴリを増やすのではなく、ユーザーにとって分かりやすく、かつ検索エンジンが理解しやすい構造を意識しましょう。

5. まとめ:カテゴリ機能をマスターしてブログを成長させよう

カテゴリ機能は、WordPress ブログを運営する上で欠かせない機能です。
適切に設定されたカテゴリは、SEO とユーザビリティの両方に貢献し、ブログの成長に大きく寄与します。この記事で紹介したポイントを参考に、カテゴリ機能を最大限に活用し、あなたのブログを成功に導きましょう。

わからないことがあれば、専門家に聞くこともお勧めです。デザインパルカでは、ホームページの制作から更新管理まで様々なお仕事をさせていただいております。まずは無料の相談も承っているので、お気軽にお問い合わせください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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