ホームページでよく聞く用語と解説 | SEO、SSL、レスポンシブ…まずはこれだけ知っておけばOK

ホームページを運営していると、あるいはこれから作ろうとしていると、専門用語がたくさん出てきて「一体何のこと?」となることがありますよね。
SEO、SSL、レスポンシブデザイン…横文字ばかりで、なんだか難しそうです。
この記事では、ホームページ運営でよく耳にする重要なキーワードをわかりやすく解説します。
ぜひ最後までお読みください!
なぜ用語を知っておく必要があるの?

「別に専門家じゃないし、用語なんて知らなくてもホームページは作れるでしょ?」と思うかもしれません。
確かに、用語を知らなくてもある程度のホームページの運用は可能です。
しかし、用語を知っていると、以下のメリットがあります。
- 業者とのコミュニケーションがスムーズになる:
制作会社やコンサルタントとの打ち合わせで、専門用語が飛び交っても理解できるので、意思疎通がスムーズになります。 - ホームページの改善点がわかる:
用語の意味を理解していれば、ホームページの課題や改善点が見えてきます。「SEO対策ができていないから、もっとキーワードを意識したコンテンツを作ろう」など、具体的な対策を立てることができます。 - 情報を正しく理解できる:
インターネット上にはホームページに関する情報がたくさんありますが、用語を知らないと誤った情報を鵜呑みにしてしまう可能性があります。正しい知識を身につけることで、より効果的なホームページ運営ができるようになります。
早速、解説していきます。
1. SEO (Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、自分のホームページを上位表示させるための対策のことです。
たとえば、「東京 イタリアン レストラン」と検索したときに、あなたのレストランのホームページが上位に表示されれば、多くの人がホームページを訪れてくれる可能性が高まります。
なぜSEO対策が重要なのか?
現代において、多くの人は何かを知りたいとき、まず検索エンジンを利用します。上位表示されるということは、それだけ多くの人の目に触れる機会が増えるということ。つまり、ホームページへのアクセス数アップ、ひいては売上アップに繋がるのです。
SEO対策の具体的な方法
SEO対策には、さまざまな方法があります。
- キーワード選定:
ユーザーが検索しそうなキーワードを洗い出し、コンテンツに盛り込む。 - コンテンツSEO:
キーワードを意識した質の高いコンテンツを作成し、ユーザーのニーズに応える。 - 内部対策:
ホームページ内部の構造を最適化し、検索エンジンが情報をクロールしやすいようにする。 - 外部対策:
他のホームページからの被リンクを増やす。 - モバイルフレンドリー:
スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで快適に閲覧できるようにする。
SEO対策は奥が深く、専門的な知識も必要になりますが、まずは基本を理解し、少しずつ実践していくことが大切です。
2. SSL (Secure Sockets Layer)

SSLとは、Secure Sockets Layer(セキュア・ソケット・レイヤー)の略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する技術のことです。SSLを導入することで、ホームページとユーザー間の通信を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐことができます。
なぜSSLが必要なのか?
SSLは、ホームページの信頼性を高めるために非常に重要です。特に、個人情報(氏名、住所、クレジットカード情報など)を入力するフォームがある場合は、SSLによる暗号化が必須となります。
SSL化されていないホームページの危険性
SSL化されていないホームページでは、入力した情報が暗号化されずに送信されるため、悪意のある第三者にデータを盗み見られる可能性があります。クレジットカード情報が盗まれ、不正利用されるといった被害に遭うリスクも。
SSLの確認方法
ホームページがSSL化されているかどうかは、ブラウザのアドレスバーを確認することでわかります。
- SSL化されている場合:
アドレスバーに鍵のマークが表示され、URLが「https://」から始まります。 - SSL化されていない場合:
鍵のマークが表示されず、URLが「http://」から始まります。また、「安全ではありません」といった警告が表示されることもあります。
SSL証明書の取得方法
SSL証明書は、認証局と呼ばれる機関から取得することができます。無料の証明書も存在しますが、信頼性や機能面で有料の証明書の方が優れている場合があります。
3. レスポンシブデザイン

レスポンシブデザインとは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスの画面サイズに合わせて、ホームページのレイアウトや表示を最適化するデザイン手法のことです。
なぜレスポンシブデザインが必要なのか?
現代では、多くの人がスマートフォンやタブレットでインターネットを利用しています。レスポンシブデザインに対応していないホームページは、スマートフォンで閲覧した際に文字が小さすぎたり、レイアウトが崩れて見づらかったりするため、ユーザーエクスペリエンス(UX)を損なう可能性があります。
レスポンシブデザインのメリット
- ユーザーエクスペリエンスの向上:
どのデバイスからアクセスしても、快適にホームページを閲覧できる。 - SEO効果:
Googleはモバイルフレンドリーなホームページを高く評価するため、SEO対策にも繋がる。 - 管理の効率化:
パソコン用とスマートフォン用のホームページを別々に作成・管理する必要がないため、管理コストを削減できる。
レスポンシブデザインの確認方法
ホームページがレスポンシブデザインに対応しているかどうかは、ブラウザの画面サイズを変更することで確認できます。画面サイズを小さくしていくと、レイアウトが自動的に調整され、スマートフォンやタブレットでの表示に最適化されていれば、レスポンシブデザインに対応していると言えます。
4. ドメイン

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、ホームページのURLの一部を構成します。たとえば、「example.com」というURLであれば、「example.com」がドメインにあたります。
なぜドメインが必要なのか?
ドメインは、インターネット上でホームページを特定するために必要不可欠なものです。ドメインがないと、ホームページにアクセスすることができません。
ドメインの種類
ドメインには、さまざまな種類があります。
- .com:
商業組織向けのドメイン。最も一般的なドメインです。 - .net:
ネットワーク関連組織向けのドメイン。 - .org:
非営利団体向けのドメイン。 - .jp:
日本国内向けのドメイン。 - .co.jp:
日本の企業向けのドメイン。
5. サーバー

サーバーとは、ホームページのデータを保存し、インターネットを通じて公開するためのコンピューターのことです。ホームページを公開するには、サーバーが必要不可欠です。
サーバーの種類
サーバーには、さまざまな種類があります。
- レンタルサーバー:
サーバーをレンタルして利用するサービス。手軽に利用できるため、初心者におすすめです。 - VPS (Virtual Private Server):
仮想専用サーバー。レンタルサーバーよりも自由度が高く、カスタマイズ性に優れています。 - 専用サーバー:
一台のサーバーを占有して利用するサービス。高度なカスタマイズや大規模なアクセスに対応できます。
サーバーの選び方
サーバーを選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。
- ディスク容量:
ホームページのデータ量に合わせて、十分なディスク容量を選ぶ。 - 転送量:
ホームページへのアクセス数に合わせて、十分な転送量を選ぶ。 - サーバーの安定性:
サーバーの稼働率が高く、安定しているサーバーを選ぶ。 - サポート体制:
困ったときにすぐにサポートを受けられる体制が整っているサーバーを選ぶ。
まとめ

今回は、ホームページ運営でよく聞く重要なキーワードとして、SEO、SSL、レスポンシブデザイン、ドメイン、サーバーについて解説しました。これらの用語を理解することで、ホームページに関する知識が深まり、より効果的なホームページ運営ができるようになるはずです。
もし、この記事を読んでもわからないことがあれば、お気軽にデザインパルカにご相談ください。
制作やリニューアルだけではなく、運営サポートや修正のご相談も承っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よろしかったら、こちらの記事もお読みください。
→ホームページ制作のポイント | コンセプト設計の重要性を実例付きで紹介
→ホームページの仕組みとは?基礎と注意点を、佐世保市のホームページ制作会社が解説!
→地方ビジネスにSNSは必要?